5年目の定期検診を再発なしでクリア。観察期間終了で、消化器外科を卒業しました!

抗がん剤治療 ゼロックス療法 闘病日記【3クール目 | 043/168日目】

抗がん剤治療 闘病日記

抗がん剤治療 ゼロックス療法を受けていた約半年の心情や副作用などの体験を綴った日記です。
個人情報などを伏せるため、一部編集を加えていますが、当時書いたものを、ほぼそのまま掲載しています。
治療中の方は、どの時期でどのような副作用が生じるか参考になるかなと思います。

2017年10月17日(火)【3クール目 | 043 / 168日目】

7時に起きて、8:30頃病院に行って採血。

この病院に初めて来たときからやっていた工事が終わっていて、セブンイレブン、スターバックス、患者用図書室ができてた。
入院中に欲しかった…。

今回は、あまり待たされず10︙00ぐらいには呼ばれた。

xeloxの症状を書くノートを見せながら、ここ3週間に出た体調不良について説明。
基本的には点滴の副作用が猛威を振るう最初の1週間に、目立った体調不良が固まっている。

手の震え、背中あたりの痒みなども話したけれど、「それ薬のせいなのかなぁ」みたいな曖昧な返事で流された。
投薬前は無かった症状なわけで、薬が原因以外ないだろう…と、ちと不信感が芽生えてしまった。

この先、手の震えがあまり酷くなるようだと仕事に支障が出るとも話したけれど、それくらいなら止める理由にならない。継続で みたいな話に。
まだ軽微だし、そりゃそうだと思いつつ、無慈悲な言い方よな。

処方箋では、1回目の時に下血で飲めなかったゼローダを持参し、今回の処方分と相殺してもらった。

相談した時、本来なら捨ててもらいたいと言われたけれど、薬価が高くて1週間分で8~9000円くらいするので、さすがに捨てられないと頼んだ。捨てさせて同じものを買うの?ということで。

ちょうど14回×6錠あったので、今回は1週間分の処方としてもらえた。

ほかに、腹の調子を崩した時用に下痢止めを提案されたけれど、下痢は出切ってしまえば収まるので、むしろ出なくて苦しむ便秘用の薬を処方してもらった。
手術前にお世話になったマグミットだった。

併せて保湿薬として、前回の点滴時に薬剤師の方から聞いたヒルドイドを2本を出してもらった。

血液検査の結果ももらった。

腫瘍マーカーは変化なし。他数値も、少々HighやLowが出てたけれど、大きくハズレているわけではないので、気にするものでもなかった。

で、異常無いからやりますねってことで化学療法室へ。

憂鬱だった点滴は、2回目よりキツイ症状を覚悟していたものの、看護婦さんが「前回、結構腕のしびれが出てましたから、多めに温めますね」と2個巻いてくれた。

前回の症状を覚えているような話しぶりだったので、毎日たくさんの人を処置してるのにスゲーと思った。
考えれば、前回の反応を記録してたんだろうけど、そこまで記録してくれてると考えると非常に優しい感じがした。

温めるやつを多めにつけてもらったおかげか、1時間半ほど特に痺れはなく。
最終的にはビリビリだったけれど、範囲は左上腕までで済んだ。

帰り道、喉の違和感が非常に気になったのと、冷たいものや金属を触ると、以前のように急激に体温が持って行かれる感じがして、その先を超えるとビリビリと痺れを感じる症状が出る。

1回目は体温が持っていかれる感じだけだったし、2回目は手の感覚異常自体があまり無かったので、回を重ねることで副作用が強くなっていると感じざるを得ない。

また、気温が下がってきたせいか、室内でも手が冷えて、無症状な右腕もビリビリし始めて困った。
お湯で温めると症状が収まるので、オキサリプラチンの症状が落ち着くまで、冬場は常に冷えとの戦いになってしまうようだ。

あと、買物等を済まそうと、千駄木〜秋葉原〜六本木とだいぶ歩いてしまったため、夜に足三里のあたり腱が収縮して固まった感じになって、結構痛かった。

帰ってから風呂でビリビリの左手と足をさすりまくったおかげか、足は落ち着いた。
1週間ぐらいで副作用が抜けてくれるとありがたい。

今回は水分を大目に取り続けて、積極的に薬を排出していく所存。

(つづく)