5年目の定期検診を再発なしでクリア。観察期間終了で、消化器外科を卒業しました!

抗がん剤治療 ゼロックス療法 闘病日記【6クール目 | 106/168175日目】

抗がん剤治療 闘病日記

抗がん剤治療 ゼロックス療法を受けていた約半年の心情や副作用などの体験を綴った日記です。
個人情報などを伏せるため、一部編集を加えていますが、当時書いたものを、ほぼそのまま掲載しています。
治療中の方は、どの時期でどのような副作用が生じるか参考になるかなと思います。

2017年12月19日(火)【6クール目 | 106 / 168175日目】

7:30時ごろ起床。
6ターン目の開始日で、6回目の点滴。

8:30頃に中央処置室にて採血。
相変わらず研究用の指定を忘れられてて、中央採血室でやれと言われる。
毎回欲しいって言ってたからって言って研究用も採ってもらう。

コンビニでお茶等を買って、持参したおにぎりを食べたりしながら待つ。
10時半頃にやっと呼ばれる。

血液検査は、肝臓にHigh値が散見されるけど、抗がん剤の分解等で肝臓に負担がかかるらしく、少々の異常値は仕方ないこと。
その異常値も許容範囲であるとのことで、今回も普通に化学療法しませうってことに。

手の痺れが慢性的になり、3週経っても引かないと話たら、しびれ等に対応するメコバラミンという薬が新たに処方された。
劇的に効くもんでもないけど… と2〜3回言われたが、多少でも効果があればありがたい。

で、次回は1/16日で サラっと言われた。

が、3週後だと1/9なハズですが?と確認したら、あー、化学療法室が満員で申し訳ないけど1週伸ばしてくれと。
聞かなきゃ言わなかった感と、言う順番違くね?と不信感が10ポイントUPした。

あと、8回で一旦終了だが、効果が見られないとか、怪しい腫瘍が出てくるようなら、薬を変えてコンティニューみたない話もされた。
副作用で苦しみながら8回我慢すればとやってる中で、効果無いかもしれないとか別の薬で続きもあるかもよ みたいな話は非常に鬱な気分になった。
気休めは好きじゃないけど、直球も時に受けきれないもんで。
まぁ、事実なので妙な転移がないことを願う。

とりあえず、あと3回と思いながら化学療法室へ行く。
最近、化学療法室が何か混んでる。
夏頃は待ち時間0で席に案内されたが、4回目くらいから30分くらい待たされる。
1月の1週延期の件もあるし、がん患者が増えてるのだろうか。

抗がん剤といえど、6回目ともなると、いつものヤツみたいになる。
暇つぶし用にタブレットに入れた漫画を用意して…。

が、今回は点滴の針挿す人がイマイチだった。
刺してしばらくすれば針の違和感が消えるものだが、今回はなかなか消えない。
いつもより肘寄りで、刺しが深いように見える。
血が逆流すれば問題ないようなので、普通に継続。

副作用止めのブレンドされたのから、メインの抗がん剤エルプラット、生理食塩水のセット。
手先を温めるため、電子カイロを用意して、握りながらやった。

今回は、エルプラット1時間ほどから、左腕にこれまでの5回で感じなかった痛みが。
激痛でもないけど、着実に痛い。
後半の1時間は、腕を揺らして痛みを誤魔化しながら耐えた。

痛みの原因なのか、最後の食塩水でトラブル。
点滴が落ちてこない。

通常、点滴の途中の試験管みたいなとこに一旦ボタボタ落ちて、チューブ内に流れてくるものだが、雫が出てこない。

点滴の針が血管に当って出てこないんだろう ということで、看護師の人が少し引っ張ると、ぼたぼた雫が落ちる。
なんか針さしてるあたりが、湿ってて少し膨れてるようにも見るんだけど…。
漏れてる?

食塩水のために今さら針を指し直すのもどうかということで、自分で針を少々引っ張りながら、雫が落ちる位置を探りつつ進める。
けど、段々引っ張っても雫が落ちなくなって手詰まりに。

最後の生理食塩水は、点滴チューブ内のエルプラットをすべて体内に入れるためにやるので、チューブ内の20mlぐらいが流れる25ml程度が入ってれば全部入れる必要もないので、これで終わりでいいけどどうしましょう?と。

その判断、患者に判断させるのか…。
もったいないから全部入れろと言う人もいるのかな。
問題ないなら終わりでいいですって応えて、針抜いて終わり。
抜くとき、これまでになくスゲー痛かった。

肩の方は、痺れの症状もなく、手先は慢性的で良くわからんが酷くもない。
終わってみれば、いつも通りの注入したあたりがビリビリとする感じ。
適当に秋葉原あたりを漫遊して帰った。

帰宅後、1時間ほどダルくて寝て、普通に食事。
風呂から出たあたりで、吐き気がMAX。
プチゲロ1発。

横になったらマシになったので、そのまま寝る方向で。
朝6時ごろに目が覚めたら、症状は落ち着いていた。

(つづく)