抗がん剤治療 ゼロックス療法を受けていた約半年の心情や副作用などの体験を綴った日記です。
個人情報などを伏せるため、一部編集を加えていますが、当時書いたものを、ほぼそのまま掲載しています。
治療中の方は、どの時期でどのような副作用が生じるか参考になるかなと思います。
2018年1月16日(火)【7クール目 | 134 / 168175日目】
7ターン目開始日。
あと1カ月で、地獄のXelox投与が終了となる。
いつものように、8時半頃に血抜いて、2時間ぐらい待って10時半頃に呼ばれ診察。
血液検査の内容に大きな問題もなく、特段苦しい副作用もなかったので、特別話すことも少なく、さらっと話して診察終わり。
次回あたりでCT等の撮影を行い、転移や再発などの状態を見るという。
化学療法室は、あまり待たされることもなく呼ばれた。
点滴の針を刺すのに、いつもの血管は刺すの失敗で、初めて使う別の血管に刺し直し。
前回、変な入り方したので不安だったけれど、「キレイに入りましたので、こちらでいきます」と言われた。
次も、こっちの血管でいこう。
今回も、エルプラットは6回目以降、発赤・かゆみ・発疹・発熱・呼吸苦・血圧低下・吐き気などの症状が起こることがあると言われた。
これらはアレルギー症状なので継続すると危険なため、直ちに投薬を中止して対処しないといけないので言ってくれというもの。
点滴から3日ぐらいすると、2〜3日背中とか全身が痒くなるのだが、それとは別?と聞いたら、点滴中に出る症状の話で、それは別のものでしょう と。
漫画読んだりして、滞りなく終了。
左腕の点滴痛も特別ひどくなく済んだ。
が、帰りに両手が痺れまくり。
気温でやられた。
電子カイロで暖めながら、誤魔化しながら新宿に行って火ぐまのパッチョ原画展に寄って帰った。
自室でも暖房付けないでいると、手先がやられてくるし、お湯じゃないと手が洗えない・飲めないので電気代とかも嵩んでくる。
病気は金食い虫だ。
軽いダルさと、頭がボーっとする症状に襲われ、やらなきゃいけないことと眠さとの綱引きに苦しむ。
(つづく)