5年目の定期検診を再発なしでクリア。観察期間終了で、消化器外科を卒業しました!

抗がん剤治療 ゼロックス療法 闘病日記【4クール目 | 064/168日目】

抗がん剤治療 闘病日記

抗がん剤治療 ゼロックス療法を受けていた約半年の心情や副作用などの体験を綴った日記です。
個人情報などを伏せるため、一部編集を加えていますが、当時書いたものを、ほぼそのまま掲載しています。
治療中の方は、どの時期でどのような副作用が生じるか参考になるかなと思います。

2017年11月7日(火)【4クール目 | 064 / 168日目】

4ターン目。

8時半に病院に着き、いつもの中央処置室に採血に向かったけれど、研究用サンプルの指示が来てないから、普通の採血室に行くよう言われる。

でも以前、経過観察の研究資料のために採血したいと言われていて、途中で要らなくなるのか疑問だという説明をしたら、とりあえず採っておいて、医師の判断仰ぐという話に。

前回まで採血も点滴も左腕でやったが、今回は採血を右にした。

針を刺すので、腕がおかしくなった場合に利き手だと困るということから、「どっちがいいですか?」と聞かれた場合は左腕としていた。
けど、同じ血管で採血・点滴と2箇所刺されて、左腕や血管が可愛そうだし。

採血後、院内のコンビニで食べ物を買って呼び出しまで時間を潰すも、採血から2時間。
10:40で、まだ呼ばれない。
11時頃になって、やっと呼ばれる。

大病院は長く待たされるので困る。

診察で採血について聞くと、サンプル採血の指示忘れてました と。
やはり、毎回欲しいらしい。頼むぜ。

抗がん剤3回目のときに苦しんだ、吐き気や目眩や立ちくらみについて相談したら、あまり酷いなら薬を減らすという話になった。

立ちくらみについては、糖尿患者などに使う昇圧剤みたいなので対応する感じらしい。
なんか病気のジャンルが違う感じだし、対症療法的な薬は耐えられる範囲なら使いたくないのでやめといた。

まだ死にたくなる程厳しくはないので、とりあえず従来通りの量ということに。
今回の副作業が、死ぬほど無理なら減薬を検討。

緊急用の吐き気止め、保湿クリームを処方されて診察終わり。

診察で腹筋の違和感を伝えたが、筋肉に影響ある薬じゃないから違うかなと言われた。

何でもかんでも抗がん剤のせいとは思わないけど、投薬前に感じたことのない違和感について、そういう症例はあるのか というような質問をすると半笑いで否定されることが多い。

医者といえど、抗がん剤打ったことないでしょ?
そういう症例もある という見地で聞いてくれてない気がして、否定されるであろう質問をする気が失せつつある。

とか思いながら化学療法室へ。

毎回、同じ看護婦の人に対応してもらってる気がする。
曜日が同じだから?

点滴の際、看護師さんが色々話しかけてくれて、気が紛れているうちに、針もスッと入れてくれるので、ありがたい。
15分の吐き気止めから、2時間のオキサリプラチン、5分ほどの生理食塩水。
いつものコース。

タブレットに入れてきた漫画を読みつつ過ごした。
4回目ということもってか、終わるのが早く感じた。

前回は、残り30分ぐらいから指先から左腕の付け根までビリビリにしびれていたが、今回は最後の方まで左上腕が少々ビリビリしたぐらいだった。
痛くならなくてラッキーと思ってたが、最後の10分ぐらいで一気に範囲拡大して、前腕内側がビキビキしたり、指先がビリビリしだして、やはり点滴痛から逃げ切れなかった。残念。

それでも最終的には関節周りと両指先くらいで済んだ。
会計終了後、薬局で薬を処方。

病院を出ると、無性にサンシャイン水族館に行きたくなり、寄り道して帰った。

副作用の喉の違和感と冷感異常は、やっぱり出た。
水道水が使えない時期が、しばらく続く。

夜、風呂で漫画読みながら、2時間ほど浸かった。
薬は体に留めて効かせたほうがいいんだろうけど、ツライのでなるべく排出したいという足掻き。

(つづく)